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スヴェトラーノフ3種の「法悦の詩」比較

オケはすべてソビエト国立交響楽団。 時間は経過時間。
録音年

66年

68年

77年

ディスク

 
MELODIYA/SUCD10-00189
Russian Disc/RD CD 11 056


intaglio/INCD7481

 
BMG/MELODIYA/74321 66980 2
Victor/MELODIYA/VIC2332(LP)

録音場所

モスクワ

ロンドン

モスクワ

録音スタイル

スタジオ

ライブ

ライブ

エンジニア

グロスマン

イワノフ

トランペット

ヴォロディン

ヴォロディン(?)

クリヴォシェフ

総評

・フォルッテシモで音が歪むが
 荒々しい破滅的サウンドが良い。
・立ち上がりが素晴らしいヴォロデ
 ィンのTpが最強で、見事な貫禄。
・ラストのゲネラルパウゼ、大クレ
 ッシェンドが短く残念。

・モノラル録音ながら音のエネルギ
 ー感満点で問題無し。
・打楽器の鳴りが3点中最大。
 特に落雷のような大太鼓と凄まじい
 シンバルが、ものすごく効果的。
・演奏終了後の大歓声が凄まじく、
 ラストの感激度はこれが最高。

・3点中最も録音が整っており、パワー
 も十二分。ただし時々低域カットされた
 ような音処理がスリムな印象を与える
 ことがある。
・クリヴォシェフのアイスピックのような
 鋭利なTpが耳をつんざき最高。
 時折、立ち上がりの弱さを感じさせる
 所もあるが問題無い。

いずれも甲乙つけがたく最高の★★★★演奏。すべて必携。

トータル演奏時間

22:02

19:42

19:44

演奏 の 詳細

ソロTpのテーマ(1)

0:49

0:34

0:47

最も大きく力強く登場

 

 

弦の刻み。
次第にテンポアップ(1)

2:28

1:54

2:12

 

66年より時間がかかっているが、聴感は逆に速い印象。

ソロVn

2:58

2:20

2:39

ソロTpのテーマ(2)

4:11

3:34

3:52

Flによる前後
運動リズムの提示

6:40

5:23

5:26

ソロTpの
前後運動リズム

7:10

5:51

6:09

ホルンの
前後運動リズム

7:21

6:02

6:20

歪み

最も荒々しい

低域カットされたような音

ソロTpのテーマ(3)

7:41

6:24

6:42

ミュート付Tbの
低音奏(1)

8:26

7:08

7:20

甲乙つけがたし

低域カットされたような音

Tp、Hrnのからみ。
鉄琴強奏。
打楽器炸裂(1)

9:09

7:47

7:57

前半の
クライマックス。
Tpの掛け合い。

9:49

8:27

8:36

最も力強いTp
音の歪み
低域カットされたような全体音

落雷のような大太鼓
シンバルの効き最高

Tpのミス

極めて鋭利なTpの掛け合い
ただし若干立ち上がりが弱い

前半クライマックス
終了

11:32

10:00

10:06

弦の刻み。
次第にテンポアップ(2)

13:08

11:20

11:27

ソロTpのテーマ(4)

14:58

12:52

12:56

ミュート付Tbの
低音奏(2)
印象的な弦の
オブリガート。

15:40

13:31

13:36

3者とも甲乙つけがたい素晴らしい出来

Tp、Hrnのからみ。
鉄琴強奏。
打楽器炸裂(2)

16:01

13:54

14:00

音が歪むが かえって
破滅的
で素晴らしい

大太鼓炸裂

耳をつんざくTpが最高

ソロTpのテーマ(5)

16:43

14:37

14:38

沈静

16:57

14:50

14:50

ソロTpのテーマ(6)

17:43

15:28

15:28

沈静

18:07

15:50

15:51

テンポアップ、
追い込みリズム。

18:57

16:36

16:43

ソロTpのテーマ(7)

19:21

16:59

16:59

ソロTpのテーマ
変容。 鉄琴強打。

19:31

17:08

17:08

68年の音が少し遠いが、 3者とも甲乙つけがたし

ブラストッティによる
テーマ強奏。
長く大きな
クレッシェンド

19:43

17:21

17:19

3者とも甲乙つけがたい素晴らしい出来

ホルンの雄叫び。
最強の
クライマックスへ

20:48

18:24

18:21

歪み。 荒々しさ。

もの凄いシンバルの鳴り

人の叫びのようなホルン

ゲネラルパウゼ

21:00

18:35

18:32

パウゼ時間:5秒で短くいまいち

パウゼ時間は同じ10秒だが、 68年は直前までのシンバルの
鳴りが凄まじいため、震撼もののパウゼ効果!

大クレッシェンド
の開始

21:05

18:45

18:42

大太鼓一発。
激烈たる最終音。

21:50

19:27

19:26

クレッシェンド時間:12秒で
最も短いが、
音が破滅していて良い。

クレッシェンド時間:15秒。
シンバルと大太鼓の限界を超えた
超絶的な鳴りによる驚異的なクレ
ッシェンド効果と直後のものすごい
大歓声で最大の感激
を感じる。

クレッシェンド時間:18秒で最長。
その
漸増効果も良く分かるが、
音量にまだ余裕がある感じ。
コンプレッサー効かせ過ぎか?

終了

22:02

19:42

19:44

※時間は経過時間。ただし68年は演奏開始が0:06であるため、上記の時間は実際にCDプレーヤーで表示されているものから6秒引いたもの。
※ロシアン・ディスク盤はジャケットに90年録音の記載があるが、これはカップリングされた1番のデータであり、実際は66年録音のMELODIYA盤と同一音源。